大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)を1話から最終話までをまとめとして一覧で紹介します。
「光る君へ」は平安中期、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を脚本家の大石静さんがオリジナル作品として描いています。
きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した「紫式部」の一生を一緒に見届けましょう。
ドラマでの紫式部は「まひろ」と言う名で登場します。時代は貴族社会で武家台頭の時代はもう少し先です。(平家から源氏へ)
ところで、脚本家の大石さんが「光る君へ」の制作発表記者会見で掲げたのが、「平安時代のセックス&バイオレンス」です。
NHKにクレームがこないのかな?と思わせるシーンもありましたよね。視聴していない大河ファンは「NHKオンデマンド」で再確認して下さいね。
さて、5月5日の放送は、第18話「岐路」です。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第18話「岐路」のあらすじ(ネタバレ)感想。
さて、「光る君へ」を見逃したなら「NHKオンデマンド」の見逃し配信です。
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NHK公式では紫式部と藤原道長の関係を「生涯のソウルメイト」としています。前半は結ばれぬラブストーリーですね。
中盤からは紫式部自身や彼女が書く物語の一番の理解者として、道長は描かれます。
歴史学者の本郷和人氏は「当時の日本の総人口は約1000万人で、そのうち貴族はわずか500人ほどでした」と解説しています。
ですので、狭いコミュニティである宮中での話が軸になるでしょう。藤原兼家から権力を引きついた道隆などが、
映画「ゴッドファーザー」のようなファミリーの「勢力争い」が時に暴力的に、時に陰湿に描かれるのではないかと想定しています。
(平安時代のバイオレンス)
ところで大河ファンなら既にご承知かも知れませんが、2024年1月から再配信が決まった2016年の「真田丸」でも「源氏物語」は出てきます。
第27話 真田丸「不信」で関白秀次と寧々が「源氏物語10帖」の会話をしていましたね。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第19話「放たれた矢」のあらすじ(ネタバレ)感想。
道隆の死後、次の関白は誰かと一条天皇の采配が注目されます。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第18話「岐路」のあらすじ(ネタバレ)感想。
西暦5年(994年)9月、起き上がれるまでに回復したまひろは、屋敷の庭を眺めていました。
まひろは悲田院(病院)で道長と再会した後、気を失っていたのです。あの日見た道長は幻だったのか?
大納言の道長が悲田院(病院)にいるはずはないと思っていました。しかし…。
そして、17話は関白・藤原道隆の壮絶な最期が描かれます。これで次の関白の権力争いが起きるのですが、はたして道長は・・・
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第17話「うつろい」のあらすじ(ネタバレ)感想。
道隆の子・伊周が内大臣に任命されます。その時、21歳、道長は27歳でした。いよいよ道長が権力争いに巻き込まれていきます。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第16話「華の影」のあらすじ(ネタバレ)感想。
道隆は、強引に定子を中宮にし、詮子を内裏の外へと追いやりました。
それから2年後、一条天皇は麗しく成長しました。道隆の独裁には拍車がかかっていました。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第15話「おごれる者たち」のあらすじ(ネタバレ)感想。
兼家は権力を道隆に託した後、永祚2年(990年)この世を去りました。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第14話「星落ちてなお」のあらすじ(ネタバレ)感想。
道長から倫子を北の方にすると告げられたまひろは道長の妾をも諦めました。それは倫子のことをより知っているからでした。
道長に恋をしたが、道長と結ばれることはなかったまひろはどこに向かうのでしょうか?
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第13話「進むべき道」のあらすじ(ネタバレ)感想。
まひろは道長の事を諦めることはできませんでした。妾でもいいから道長の傍にいたいとの思いは強くなるばかりです。
そんなある日、道長があの廃屋で待っている文が届きます。まひろはその思いを伝えに一生懸命はしって道長に会いにいきます。
しかし、道長は倫子を北の方にするとまひろに告げるのです。倫子が北の方であれば妾でも良いとの返事は出来ません。
まひろは妾をも諦めます。そして道長と倫子はその夜に結ばれるのです。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第12話「思いの果て」のあらすじ(ネタバレ)感想。
まひろと道長の廃屋でのラブシーンが再び描かれました。熱く結ばれた道長とまひろ。まひろの愛はさらに強まっているのですが…。
道長は、「妻になってくれ」と言いますが、「妾(しょう)として、そばにいてくれ」という意味だったのです。
二人はまたまた空回りしてしまいます。そして、道長はまひろの前から去っていきます。一人残されたまひろは涙を流すのです。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第11話「まどう心」のあらすじ(ネタバレ)感想。
歴史的にも有名な「寛和の変」が描かれます。「寛和の変」とは花山天皇がある謀で退位させられてしまう事変です。
平安のゴットファーザーである兼家がどのような悪だくみを計画しキラー役の道兼がどんな手段で実行するか?
第10話はバイオレンスの最高峰かも知れません。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第10話「月夜の陰謀」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第9話の見どころは、道長の父である兼家が倒れたことの真相です。どうやら晴明とグルになっていたのでは…との憶測が。
そしてやはり直秀の命の心配です。直秀はオリジナルキャラクターですのでここで退場してしまっては寂しいかぎりです。
⇒「光る君へ」第9話「遠くの国」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第8話の見どころは、為時を訪ねて母の仇である「道兼」がまひろの家に突然現れるシーンです。
母の仇と対峙することになったまひろはどんな行動を見せるのか?父の為時はどのようなリアクションをするのでしょう。
また、先週見せた道長たちの「打きゅう」を振り返り倫子たちの間では、その話題で持ち切りでした。
しかし、まひろの心は乱れています。斉信らに言われた心無い言葉はまひろにはショックだったのです。
そんな中、宮中で兼家が倒れます。なぜ突然と倒れたのか?少し疑問が残りますが、道長ら兄弟が看病にあたります。
しかし、安倍晴明のおはらいが行われますが効果はありません。この出来事は兼家の策略とはこの時点では知る由がありません。
⇒「光る君へ」第8話「招かれざる者」のあらすじ(ネタバレ)感想。
道長はまひろに恋文を送ります。しかしまひろは文を返すことはありません。それは道長の想いを断ち切りたいと思っているからです。
でもまひろの恋心に火が付き広がる炎を消すことは難しいようです。それでもまひろは逆発想で道長が参加する競技に出かけます。
倫子たち姫君も観戦しています。まひろは道長の活躍を見てもドキドキしなけらば恋心は消えていると思ったのでしょう。
でもそれはやはり逆効果で、更に炎は広がりもはや消すことは不可能になっていくのです。
⇒「光る君へ」第7話「おかしきことこそ」のあらすじ(ネタバレ)感想。
遂にまひろのライバルが登場します。その女性の名は「ききょう」後の清少納言です。
第6話の週タイトルは「二人の才女」です。ではこの「二人の才女」は誰を指すのでしょう。
純粋に考えれば「まひろ」と「ききょう」ですよね。でもこの会を開催した隆道は二人の学者を招待しましたが、その付き添いに二人の女性を連れてくるとは思っていなかったと思います。
通常なら息子かも知れません。
それはさておき、後に分かるの事ですが、道隆の妻である貴子とききょう(清少納言)の関係の伏線が描かれました。
藤原定子と清少納言の関係です。
⇒「光る君へ」第6話「二人の才女」のあらすじ(ネタバレ)感想。
前週の4話「五節の舞姫」でまひろは道長の素性を知ってしまいました。自分の母を殺した道兼の弟だったのです。
まひろはしばらく悩み苦しみ家に閉じこもっていました。そこに道長から一通の手紙が…。
まひろが倒れたことを聞いた道長は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためたのです。
二人の距離はさらに縮まり恋に落ちることになるのでしょうか?
第4話「五節の舞姫」(1月28日放送)では、まひろが舞っていると衝撃的な人物を見てしまいました。その貴族とは…
まひろの母を殺した藤原道兼がまひろの前にいるのです。そしてその横には三郎(道長)が?驚愕の事実を知ったまひろ。
舞が終わった後の舞姫の会話から三郎は道長だと言うことを知りその場で倒れてしまいます。
とてもショッキングな週です。
⇒「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
さて「光る君へ」第3話「謎の男」では三郎は元服し道長となり大内裏で仕事に励んでいます。
番組のアバンでは平民の姿で登場した道長がなぜか泥棒と間違えられて捕まってしまいますが、その後どうなったのでしょう。
まひろに会うことができたのでしょうか?
見どころは、まひろが後の道長の正室になる「源倫子」と出会うシーンですね。雅な和歌サロンに招かれたまひろ。
上級貴族たちが集うサロンとは…。そこでまひろが披露したこととは?まひろと道長の出会いはあるのか?
気になるサブタイトルの「謎の男」とは?
⇒「光る君へ」第3話「謎の男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
道長は成長し出世もしています。しかしまだのんびりと生活しており時折庶民の格好で街に外出することもありました。
そこで、幼い日に出会ったまひろと再会するのです。しかし、道長は盗人と間違えられて捕まってしまうのです。
道長はどうなるのか?
⇒「光る君へ」第2話「めぐりあい」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家・紫式部の波乱の一代記が始まりました。
光る君への第1話は「まひろ」も「道長」も幼少時代です。
平安中期、京に生を受けた少女まひろ(子役:落井実結子)は後の紫式部です。父・藤原為時の政治的な立場は低いです。
しかし、母の“ちやは”とともに慎ましい暮らしをしていました。
ある日まひろは、三郎(子役:木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあいます。
再び会う約束を交わす二人ですが。ここから激動の運命が始まります。どのように結びつくのか?
「生涯のソウルメイト」とNHK公式では二人の関係を評しています。ソウル=魂をどのように描いてくれるのか…
大いに期待しています。それにしてもエンディングの6分は衝撃でしたね。貴族の世界でもありうる話なのですね。
「源氏物語」をこの機会に勉強したい大河ファンはEテレ「趣味どきっ!・源氏物語の女君たち」を視聴することで一層理解度が高まります。
平安時代の基礎知識を学ぶことができる番組ですね。また「歴史探偵」や「英雄たちの選択」でも「光る君へ」の関連を特集しています。
この機会にぜひご覧下さい。
⇒「歴史探偵」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。
⇒「英雄たちの選択」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。
「光る道へ」は「源氏物語」を直接描くことはないそうですが、感じさせるシーンは時折、織り込まれているそうです。
その発見も新たな楽しみになりますね。
まひろが代筆の仕事を始めた場面で「夕顔の花」というワードが登場します。
まひろが飼っていた鳥が逃げるシーンがあります。「源氏物語」の若紫(少女時代の紫の上)の登場シーンかも知れません。
始まりました「光る君へ」。第1話「約束の月」の視聴率は12.7%と昨年の「どうする家康」よりも低かったようです。
ただ、大石さんが描いたラストシーンはかなり強烈でまひろの一生に大いに影響すると思われます。
吉高由里子が演じる紫式部の1年を期待を込めて応援していきます。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。