「どうする家康」第27話「安土城の決闘」のあらすじ(ネタバレ)と感想/無料動画。

2023年大河ドラマ「どうする家康」第27話「安土城の決闘」のあらすじ(ネタバレ)感想と主なキャストをご紹介します。

さて、先週の「どうする家康」は第26話「ぶらり富士遊覧」でした。信長は武田家を滅ぼして安土城へと凱旋します。

家康は於愛や茶屋四郎次郎も加わえて信長に富士遊覧の饗応を行うのでした。

家康自身も「エビすくい」など披露し、従順に付き従うふうに見えていました。しかし家康はエンディングで家臣達に向かって「信長を殺す、天下と取る」と宣言するのです。

さて、今週の第27話「安土城の決闘」は信長への謀反を企てる家康が安土城へ参上します。

見どころは、

  • 徳川家康が安土城へ
  • 光秀の失態
  • 家康と信長の対峙
  • 信長が本能寺に向かう

です。

家康や信長を描くうえで必ず題材になる安土の饗応です。さて、「どうする家康」ではどのような描き方をするのでしょうか?

項目 内容
2023大河ドラマ どうする家康
放送話 第27話
放送日 2023年7月16日(日)
週タイトル 安土城の決闘
視聴率 10.0%(先週比:▼0.7%)

さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。

個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。

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「どうする家康」第27話「安土城の決闘」のキャスト。

出演者 松本潤(役:徳川家康)
阿部寛(役:武田信玄)
有村架純(役:瀬名)
細田佳央太(役:徳川信康)
久保史緒里(役:五徳)
立川談春(役:佐久間信盛)
松本まりか(役:女大鼠)
山田孝之(役:服部半蔵)
眞栄田郷敦(役:武田勝頼)
板垣李光人(役:井伊直政)
大森南朋(役:酒井忠次)
松重豊(役:石川数正)
山田裕貴(役:本多忠勝)
杉野遥亮(役:榊原康政)
古川琴音(役:千代)
岡田准一(役:織田信長)
北川景子(役:お市)
ムロツヨシ(役:秀吉)
古田新太(役:足利義昭)
中村勘九郎 (役:茶屋四郎次郎 )
大貫勇輔 (役:浅井長政)
酒向芳 (明智光秀)
音尾琢真(役:鳥居元忠)
岡部大(役:平岩親吉)
小手伸也(役:大久保忠世)
甲本雅裕(役:夏目広次)
広瀬アリス(役:於愛の方)
田辺誠一(役:穴山梅雪(信君))
佐藤隆太(役:豊臣秀長)
脚本 古沢良太

大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。

「どうする家康」第27話「安土城の決闘」のあらすじ。

天正10年(1582年)5月

家康と於愛の子供達も成長しています。長丸(後の秀忠)は3歳、福松は2歳になりました。

宿敵・武田を滅ぼし、信長を富士遊覧でもてなした返礼として、家康は家臣達とともに、近江の安土城に招かれることになりました。

織田にとって、徳川は武田への備えでした。その武田が滅んだ今は家康が厄介な存在になっても不思議ではありません。

安土への招待は信長の罠なのか?それとも・・・。

27話「安土城の決闘」イントロ。

信長は悪夢に苛まれていました。

自分の背後に突然現れる武者に斬りつけられ、咄嗟に受けた手からおびただしい血が流れ出る…。

その武者の顔を見ようとした信長の目に映った人物は、家康なのか、それとも今まで自分が恨みを買ってきた誰かなのか…。

一方、家康は信長を討つ準備を着々と整えています。

信長の庭ともいえるゆえに守りが手薄な京へ移ったところを狙うという算段です。

半蔵や、伊賀から逃れた忍び達を既に仕込んでいる手際の良さに家臣団は、家康の本気を見て取るのでした。

さらに信長の側近と言えるべき武将たちは戦に出ており、饗応役の明智さえ遠ざければ信長の首を取ることが出来ます。

緊張の走る家臣たちを前に、家康が感情のない、しかしこれ以上ないほどの強い意志を宿した声で、

「異存反論、一切許さない。従えぬものはこの場で斬る。儂は、もう誰の指図も受けん。誰にも、儂の大切なものを奪わせわせぬ」と宣言するのでした。

「どうする家康」第27話「安土城の決闘」のネタバレ。

勢いを増す展開と共に、役者さん同士の技量が見事にぶつかり合う27話でしたね!

明智光秀の失態。

光秀は信長から家康を接待する饗応役を任されました。しかし・・・

⇒「麒麟がくる」でのこの事件を描いたのは第43話「闇に光る樹」でした。

やはり最終第44話「本能寺の変」の前週でしたね。違う脚本で光秀を観るのも大河の面白さかも知れません。

「どうする家康」27話では信長の意向次第で、家康の膳に毒を仕込むことも可能という光秀が、世間一般のイメージする明智光秀でグッときました。

さすが酒向さん!と言ってしまうほどに、ずる賢さを匂わせながらもなんだか憎みきれない純粋さもありそうに思えてしまう明智光秀が良かったです!

酒向芳が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるはあの「明智光秀」

徳川家康が安土城へ!

安土城を目のあたりした家康と家臣団とその一行はその巨大要塞を見て腰を抜かすほどでした。

そして家臣達とともに膳を囲む家康と信長。そして、淀の鯉が供(きょう)されたときの家康の芝居ぶり。

古狸と言われる片鱗をいかんなく発揮するとともに、本気で天下を獲りにく決心が見えて、それが良いことではあるのでしょうが、

本来の優しい家康の性分を考えると切なくもなりますよね。

松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。

家康と信長の対峙。

一切の細工をしていないという明智の申し開きは一切聞かずに、殴りつける信長にも心が痛みました。

ある種冷酷な信長がここまで激高するのは、本当のところで家康を大事に思い、本心でこれからも共にいて欲しかったのでしょうね…。

信長と家康が、恐らく初めて腹を割って話せたのが27話だと思うのですが、家康と信長の主張の応酬に目が離せませんでした。

家臣に「友」のように扱われるのは甘く見られているからだ。それではいつか足元を掬われるという信長に「それならそれでしょうがない」と答える家康。

松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。

かつて「鳥居忠吉」に言われた「信じなければ、信じてもらえんと。それで裏切られるなら、それまでの器だったのだと」

この言葉は、信長の根底を覆してしまうものだったのではないでしょうか。

岡田准一が「どうする家康」で演じた織田信長と他の出演映画。

信長は父から「信じられるのは己だけ」と教え込まれ、信じられるものが傍にいない限り、なんでも一人で出来るようにならなければならない。

しかも誰よりも秀でた状態で。

しかし家康は、それは自分には出来ないと言い「これまで生き延びてこられたのは周りの助けがあったから」と言います。

信長が手を奮わせながら頭を押さえるのは、自分とは真逆のやり方で自分と肩を並べる程の器をもつ男がここにいると感じたからでしょうか。

乱世を治めるには、人を平気で殺せる非道さや人への恐怖心というもので治めてこれるが、安寧の世になれば、それは通用しない。

もしかしたら、信長自身が、自分の役目の終わりを感じたのではないかと思いました。

「弱き兎は狼を食らうんじゃ」と家康に言われ、一人きりになった信長が、自席に戻るまでのカットが、ゆらゆらと揺れていたのも印象的でした。

それは信長の今まで自分が信じてきた世界が覆りつつることを指しているのか、それとも別の何かなのか…。

座した信長の視線に先にあるものは何なのか。

信長は本能寺に向かう。

天正10年(1582年)5月29日、信長は小生の森乱ら、わずか百人ばかりの供を率いて安土城を出発します。

燃え盛る本能寺がラストショットで映りましたが、自分を討ち取りに来たのが家康ではなく明智だと知った信長の想いはどんなものなのか、

そしてそれさえも家康の「はかりごと」の内なのか否か。目の離せない27話でした!

「どうする家康」のあらすじまとめはこちらです。
大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

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「どうする家康」第27話「安土城の決闘」の紀行。

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「どうする家康」第27話「安土城の決闘」の感想。

毎回、どの役者さんも素晴らしいのですが、27話はやはり織田信長役の岡田准一さんが凄かったです!

「戦う」ということにしか生を見いだせなかった勝頼とは異なり、自分だけを信じ、人を屈服させることでしか天下統一を見いだせなかった信長というのが痛いくらいに感じられました。

非情なイメージが強い信長ですが、「人を殺めるという事はその痛み苦しみ恨みを全てこの身に受け止めるという事じゃ!

十人殺せば十の痛み、百人殺せば百の痛み、万ころせば万の痛みじゃ!!」

というセリフから、何も感じずに人を殺していたわけではないんだ、そうせねばならぬ、そうしなければ天下を統べることはできないという強い思いから、

たった一人で戦ってきたのだという信長の辛さが感じられました。

家康とのやり取りの中で、どうしようもなく異なる二人の「才」が浮き彫りになり、互いにそれが分かるからこそ流れたのか、一筋の涙が切なかったです。

どちらも台本の指示ではなく自然に流れた涙と聞きましたので、そこにも感動です。

乱世でない世界の政を、自分とは違う形でやっていくと言う家康の姿に、もしかしたら信長は時代の流れを読んだのかもしれないと思わせる演技に感涙でした。

岡田准一が「どうする家康」で演じた織田信長と他の出演映画。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

ファンタジー大河なんて揶揄されているが、私はこのドラマをかなり高く評価している。それは、この織田信長の描写のように、戦国時代の英雄とは最も多くの命を奪ってきた人物だという視点があるから。例えば家康の息子を、昔の英語でいうシェルショック(戦争後遺症)、今の言葉なら戦場PTSDとして描いたところに脚本の古沢さんらしさが光っていた。そういう点を今までの大河のほとんどはスルーしてきたのではないか?シン徳川家康であることを楽しむ大河ドラマなのだと思う。

引用:ヤッフーニュース

現実的にはなかったと思いますが、ドラマとしてならアリな展開だったと思います。 信長は自分がいずれ殺される覚悟はできている。それでも殺されることに怯えている。 人を殺すことに最初は罪悪を覚えても、いずれ麻痺してしまう。 家康の妻子を殺した(このドラマの展開では信長は全然悪くないと思うのですが)ことに罪悪を覚えていても謝ることはできない。 それを認めたらこれまで殺してきたすべての人への過ちを認めることになるから。 でも今の家康にはそれは分からないでしょう。特に怒りで盲目的になっている状況では。 そして天下統一後についても語っていましたね。 戦国の世が終わった後の統治はずっと大変になる。 色々な説がありますが、私は家康は関が原を最後の戦いにしようとしていたと思います。 でも結局大坂の陣が起こってしまった。平和を維持するというのはそれだけ大変だったのでしょう。

まとめ。

次週はいよいよ、第28話「本能寺の変」です。

町の噂では家康が信長の首を持って逃げていることになっているようですが、実際に謀反を起したのは明智光秀。

叫ぶ家康の姿もあったので、どこまでが家康の策略だったのか、そして、信長の最期がどう描かれ、それが家康にどう影響していくのか、次回放送が待ちきれません。