大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~(つたじゅうえいがのゆめばなし)」に出演する俳優(キャスト)を一覧で紹介します。
主人公は大河ドラマ初出演で初主演の横浜龍星さんで、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重)です。
メディア王の蔦屋重三郎(蔦重)はポップカルチャーの礎を築きますが、ときに“お上”に目をつけられます。
それでも、“面白さ”を追求し続けた人物で、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出します。
まだその役を演じるキャストの発表はありません。(喜多川歌麿は染谷さんが演じます)
蔦屋重三郎の物語の俳優(キャスト)発表は以下の通りです。
脚本 | 森下佳子(2017年おんな城主 直虎)(2023年大奥) |
主役 | 横浜流星(役:蔦屋重三郎) |
2024年9月27日(金)キャスト第12弾の発表がありました。
幼少期の蔦重に本の世界を教えた元・松葉屋の高級女郎です。花の井にも赤本(子ども用の絵本)を読み聞かせます。
蔦重が本の世界の楽しさ、面白さを知るきっかけとなった人物です。
しかし体を壊し、きくのもとに身を寄せています。明和の大火ののち、客足が遠のいた河岸見世では貧しさが増す中で朝顔は…。
大文字屋遣手で誰袖のお目付役です。
平賀源内の相棒で、戯作者で狂歌師、内藤新宿の煙草屋を営む一方、炭焼きや材木商など様々な事業を手掛ける「山師」でもあります。
大田南畝とも親交を持つ人物です。
源内の死後、田沼意次の政策に深くかかわるようになり、意次の蝦夷地開発のきっかけをつくることになります。
吉原の女郎屋 「大黒屋」の女将です。
駿河屋、松葉屋、大文字屋、扇屋らとともに吉原を取りまとめ、蔦重の後見となります。
のちに女郎屋を廃業し、芸奴の見番となった後は、蔦重が手掛けた「富本本」や「浄瑠璃本」の出版に大きな影響を与えます。
江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在です。京ゆかりの大“地本問屋” 鱗形屋孫兵衛や西村屋与八らをまとめています。
ただ、新参者の蔦屋重三郎とは対立しますが…。
草双紙や錦絵で数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見出しプロデュースするなど、蔦重とともに一時代を築きます。
百姓から田沼意次の側近になる人物です。
備後国福山藩(現在の広島県福山市)出身の農民から田沼家の用人となります。意次の側近として、意知、松本秀持とともに政策を立案主導していきます。
大奥総取締で田沼意次、松平武元と並び幕府の実権を握る大奥の最高権力者です。
賢丸の妹の種姫を10代将軍・家治の養女として迎え、家治の嫡男・家基の正室とするよう画策します。
しかし…。
2024年9月19日(木)キャスト第11弾の発表がありました。
安田顕は香川県の偉人である「平賀源内」を演じます。安田顕の大河出演は2006年の「功名が辻」以来で2作品目です。
平賀源内は、「本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家」と幅広く活躍し時のコピーライターとしても、先進的なアイデアを生み出します。
平賀源内は、自身の想いを実現するために日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返します。ある時、人は彼を山師と呼ぶこともありました。
だが、彼の発想に田沼意次もほれ込み、特命を託すほど目にかけます。
蔦重も、地元・吉原に再び客を呼び寄せようと、江戸で有名人になっていた源内に仕事の依頼をします。
このシーンを森下さんはどう描くのか?とても興味深いですよね。安田さんの起用は脚本の森下さんの依頼と聞いていますのでなおさらですね。
2024年8月27日(火)キャスト第10弾の発表がありました。
市原が演じる鳥山検校は、当時吉原一の花魁といわれた小芝風花が演じる「瀬川」を1400両で身請けをした男です。
検校というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていました。
金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできていません。
そこに蔦重の姿を感じ取っていたのです。
井之脇海が演じる新之助は、御家人の三男坊として生まれたが、とある理由で出奔します。
平賀源内とともに「炭売り」をしながら長屋で暮らしていました。
蔦重に連れられて案内された吉原の女郎屋・松葉屋で、小野花梨が演じる「うつせみ」と運命の出会いを果たすことになるのですが…。
飯島直子が演じる「ふじ」は、蔦重の義理の母です。高橋克実が演じる駿河屋の妻で、引手茶屋の女将です。
蔦重はじめ身寄りのない子供たちを育て見守る慈愛の人で、実の子である中村蒼が演じる次郎兵衛を溺愛しています。
珠城りょうが演じる「とよしま」は、女郎屋・松葉屋、いねのもとで、禿や振袖新造の教育係の「番頭新造」を務める姉貴分です。
今は小芝風花が演じる(花の井)について、身の回りの世話も務めています。
徳井優が演じる藤八は、江戸の地本問屋・片岡愛之助が演じる鱗形屋孫兵衛を助ける番頭です。先代のころから鱗形屋を支えてきました。
明和の大火事で多くの板木を失い、経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつくのです。それは…。
三浦りょう太が演じる鱗形屋長兵衛は、江戸の地本問屋・片岡愛之助が演じる鱗形屋孫兵衛の長男で跡取り息子です。
曾祖父の代から赤本・青本を手掛けた江戸の本屋の跡取り息子としての自負を持っています。
前野朋哉が演じる勝川春章は、蔦重が手掛けた「青楼美人合姿鏡」を橋本淳が演じる北尾重政とともに描いた当代一の役者絵師です。
のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱え、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表となります。
染谷将太が演じる「喜多川歌麿」の「美人画」や写楽の「大首絵」に大きな影響を与えます。
鉄拳が演じる礒田湖龍斎は、蔦重が企画して、西村まさ彦が演じる西村屋与八とともに出版した「雛形若菜初模様」の絵師です。
吉原の遊女たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めます。
落合モトキが演じる清水重好は、10代将軍・眞島秀和が演じる徳川家治の弟で御三卿・清水家の初代当主です。
寺田心が演じる「賢丸」の田安、生田斗真が演じる一橋治済の一橋と並ぶ御三卿の一人です。
家治の子・家基が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座でしたが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなります。
宮尾俊太郎が演じる田沼意致は、渡辺謙が演じる田沼意次の甥です。
眞島秀和が演じる10代将軍・家治の嫡男・家基について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となります。
田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、生田斗真が演じる「治済」の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することになります。
花總まりが演じる宝蓮院は、御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室です。
のちに松平定信となる寺田心が演じる「賢丸」を、白河松平家の名君、「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」です。
宗武の七女・種姫を次期将軍となる奥智哉が演じる「家基」の正室にするため、眞島秀和が演じる10代将軍・家治の養女として送り込むのですが…。
2024年7月15日発表(月)田沼意次の時代を生きた江戸城の人々です。
中村が演じる長谷川平蔵は、皆さんご承知の時代劇「鬼平犯科帳」シリーズで知られる「鬼の平蔵」の青年時代です。
風来坊で「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、遊里で放蕩の限りを尽くしたという逸話も持つ平蔵。
のちに老中、松平定信に登用され「火付盗賊改役」を務め、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力します。江戸の庶民からは「今大岡」「本所の平蔵様」と呼ばれて絶大な人気でした。
生田が演じるのは徳川幕府11代将軍、家斉の父、一橋治済で、徳川御三卿の1つ一橋徳川家の当主です。
生田氏と言えば今でも『鎌倉殿の13人』の源仲章を思い出す大河フォンも多いと思います。八幡宮の階段で「寒い」と言って死んでいった仲章はとても素敵でしたよね。
横浜さんとは初共演だそうです。
さて、「御三卿」とは8代将軍、吉宗の後継者対策に端を発して作られました。ちなみに御三卿は「田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家」です。
吉宗の孫にあたる10代将軍、家治はいとこです。治済は将軍の父としてすべての富と権力を得ることとなります。
徳川家治の側室、知保の方を演じます。
幻の11代将軍・徳川家基を演じます。
大河ドラマは8歳の子役のときに2017年の「おんな城主 直虎」で井伊虎松を好演しました。8年ぶりの出演ですね。
「おんな城主 直虎」も森下佳子の脚本ですので、その縁もあったのですね。演じる田安賢丸(松平定信)は田沼失脚後に老中となり寛政の改革を行います。
田安家は御三卿の一つで、田安賢丸は田安徳川家の七男です。風紀の取り締まりで蔦屋重三郎に厳しい処分を科すシーンをどう演じるか?
制作人のコメントは心くんに『純粋さ』と『強さ』が加わり、若かりし頃の定信のイメージにピッタリ」とのことです。
心君は尊敬する田沼意次役の渡辺謙との再会に大変喜んだそうです。
11代将軍、徳川家斉の乳母を演じます。
親田沼派の勘定奉行である松本秀持を演じます。
反田沼派の“世直し大明神”と呼ばれた佐野政言を演じます。
寛政の改革に最後まで抵抗した老中、松平康福を演じます。
14年ぶり12作目の大河ドラマです。
石坂浩二は吉宗、家重、家治の将軍三代に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された老中首座、松平武元役を演じます。
2024年6月10日(月)のあさイチに出演していた橋本愛さんが放送中にその役を話していました。
橋本さんも本日初めて知ったそうです。
蔦屋重三郎の妻・ていの資料はほとんど残されていないので、脚本家の森下佳子さんのオリジナルキャラクターと言ってもよいでしょう。
橋本愛さんは2021年の大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の渋沢栄一の妻を演じていました。
2018年の「西郷どん」でも西郷吉之助の妻役でしたので3度目の主人公妻役ですね。
宝暦の頃(1750年代)から錦絵を手掛け、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。蔦屋重三郎(横浜流星)と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の遊女をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手掛けることになる。その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共に牽引していくことになる。
出羽国久保田藩(秋田藩)の藩士で、江戸城の留守居(いまでいう外交官)を務める。役職柄、情報交換の場として吉原に出入りすることが多く、「宝暦の色男」の異名をもつ。一方で、奇想天外な大人の童話、歌舞伎の筋書きをもじったパロディなど洒落、滑稽、ナンセンスを盛り込んだ戯作を数多く発表し、また手柄岡持(てがらのおかもち)という名で狂歌も発表。流行作家として一時代を築く。のちに蔦重にとって最高かつ最大の協力者となる戯作者。
本屋の息子として生まれ、本に囲まれた環境に育ち、絵師としての才能を開花させる。門人も多く、喜多川歌麿(染谷将太)を弟子のように育てたともいわれる。美人画、役者絵の絵師として人気を誇る一方で版本挿絵の仕事も晩年まで続け、蔦重出版物の多くに関わることとなる。蔦重との最初の仕事は「一目千本」。
蔦重が吉原細見の改め(最新の情報を収集し、それを元に原稿の編集作業を行うこと)の仕事を始める以前から“改めの仕事を請け負っていた。その後、版元として吉原細見「松のしらべ」などを出版する。蔦重が吉原細見の仕事を担うようになってからも競い合うように改めの仕事を続けることになる。
蔦重の義父・駿河屋(高橋克実)は身寄りのない男子を集め、店の若い衆として奉公させている。留四郎はとあることがきっかけで、次郎兵衛(中村蒼が主の五十間道の“蔦屋で蔦重とともに働くことになる。
日本橋の中心地に店を構え、漢籍や学術書、辞典などを扱う大手本屋の商人でありながら、平賀源内や杉田玄白などが書いた新しい本を数多く出版する個性的で革新的な版元(出版人)。幕府の弾圧を逃れながらも「解体新書」や「三国通覧図説」など“世の中を変える本”を次々と出版する挑戦的な版元であった。
2024年4月29日発表。
2024年4月16日発表。
蔦屋重三郎の故郷吉原で共に生きる6人の女性の皆さんです。
2024年4月15日発表
福原遥さんが蔦重を慕う当代一の花魁である「誰袖」を演じます。どんな花魁を魅せてくれるのか?とても楽しみですね。
2024年2月24日発表
蔦屋の故郷である吉原で共に生きる人々です。
小芝風花さんが、蔦屋の幼馴染で伝説の遊女である五代目瀬川・花の井を演じます。小芝さんは大河ドラマ初出演です。
2024年2月19日発表
2023年10月5日発表
出演が決まった4名が演じるのは、蔦重の人生に大きな影響を与える人物です。
幕府“新時代”を目指す改革者にして、“絶対的権力者”・田沼意次を渡辺謙。
美人画で江戸に旋風を巻き起こした天才絵師・喜多川歌麿を染谷将太。
“意次の後継者”にして、“悲劇のプリンス”・田沼意知を宮沢氷魚。
蔦重の本屋商売の“師”であり、業界最大の“敵”・鱗形屋孫兵衛を片岡愛之助です。
2023年9月30日発表
主人公・蔦屋重三郎役で横浜流星が主演を務め、脚本を『おんな城主 直虎』(NHK総合)、『大奥』(NHK総合)などの森下佳子が担当します。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。